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外食+コンデジで、食べものを綺麗に撮る。

ISO 200  18.3 mm  ƒ/2.8  1/40 s
ISO 200  18.3 mm  ƒ/2.8  1/40 s

みなさまご承知の通り、コンデジやスマホだと綺麗な写真が撮れないという時代ではもはやございません。

 

 

無論、

暗い・被写体のコントラストが低い・ライトの色が暖色...などの撮影という意味で過酷な環境下では、確かに美しく撮りきることは難しいです。

 

 

 

コンデジやスマホでお手軽に綺麗な料理写真を撮るには、

明るい綺麗な自然光のもとで撮ることが必須条件なのです。

(というかなんのカメラでも光の質が最重要)

 

1、できれば窓際の席に座る。

2、被写体に対して逆光か、光が横からさす位置に座る。

3、被写体が前に座っている人の影にならないように注意する。

4、物撮りでは水平を強く意識する。

 

上記を常に心がければ、誰でも綺麗に撮れます。

 

今回使用したカメラはRICOH GRⅡという、

持ち歩きにとっても便利なコンパクトデジタルカメラ=コンデジです。

 

GRⅡはピントスピードがめちゃくちゃ遅い&ピントあわなくてもシャッターが切れてしまうので注意が必要ですが、カメラの"クセ"に慣れれば最高の相棒となります。

ISO 200  18.3 mm  ƒ/2.8  1/40 s
ISO 200  18.3 mm  ƒ/2.8  1/40 s

今回は被写体である「ハラミステーキ定食」の横に大きな窓がある席で、さらに曇り空だったので料理撮影には最適な環境でした。

 

仕事ではなくて、フォトグラファー仲間との楽しいランチ写真です。

 

これくらい良い光だとなんの苦労もなく教科書的なホワイトバランスで、このままメニュー用の写真にできそうなくらいですな。

ISO 100 18.3 mm ƒ/4 1/60 s
ISO 100 18.3 mm ƒ/4 1/60 s

 

 

粒がしっかりとしたライスは最高のコンディションで、ハラミステーキにベストマッチでございました。素晴らしい!

 

今日もライスのために全てのおかずが存在している。

 

小さな小さな米粒が集団となって私に幸福を与えてくれる。

 

嗚呼、なんて健気で愛おしい存在なのでしょう。

 

 

全ての食卓はライスが主演のステージであるということを理解していない飲食店が地球上から消滅しますように。

ISO 200  18.3 mm ƒ/3.2 1/60 s
ISO 200  18.3 mm ƒ/3.2 1/60 s

 

可愛らしいメッセージつきデザート!!

 

三十路過ぎるとこういう優しさに涙が止まりまへん。

 

 

食材の命と生産者の皆様、温かい料理とおもてなしを全力でしてくださるスタッフ、ありがとうございます。

 

感謝です。