我がホームページに使用している写真は、
ページ背景も含めて全て私が撮影したものであり、
一切の合成はありません。
「HOME」の背景に使用している写真が
あまりにもアメイジングすぎて、
"合成疑惑"が噴出!
ということで、今回は!
奇跡のように美しい雷写真の撮影秘話を
お届けいたしましょう。

↑こちらが、疑惑の写真。
これは大手町(東京駅のあたり)の一角で撮れた、
奇跡のような、ラピュタ的な、光る積乱雲の写真です。
私はこの日この積乱雲を、
築地あたりのエリアにて発見。
しかし
予約している、上野の国立西洋美術館の
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
へ行かなければならず、、
こんなに光りまくっている積乱雲の撮影なんて、
なかなかできないし!
でも、
フェルメール、ゴッホ、モネなどの名画鑑賞も
やはり譲れません。。
悩みに悩んで、
断腸の思いではございましたが、
やはりこの日は前々から予約していた名画のスケジュールを優先。
本当は豊洲方面の大きな橋から
思う存分に"ラピュタの画"を撮りたかったのですが、
向かう美術館の方角的に、
誠に不本意ながらも積乱雲の進路とは逆方向へ
どんどん離れて行っておりました。
(チャリ)
嗚呼、ついてないな。
こんな日に限って!
そんな運命の悪戯にハラワタが煮えくりかえり、
まさしく鬼の形相で自転車を漕いでおりますと、
むむ?!
ビルとビルとの間から、ただならぬ気配が!!!
高層ビル街に入ってしまい、
すでに目視を諦めていた雄大な積乱雲が、
雷鳴を轟かせながら
私の進路方向・右手に再び現れたのです!
奇跡の再会!
そこから雲がビルの合間を流れていくまでの
3分間ほど夢中で撮った1枚が、
合成疑惑が出るほどSF映画チックなアメイジング写真だったのです。
その時はそもそもコンデジのGRⅡしか持っておらず、
難しい雷撮影がうまくいくかどうか未知でしたが、
帰宅後にPC画面で確認してみたらなかなかしっかり撮れていて、
本当に感激と安堵。
ありがとう、RICOH GRⅡ。
本当の意味で君と仲間になれた瞬間だった。
・・・・・・・
と、こんな感じでした。
精神的な意味で、
天国と地獄の両方に20分間で行き来した1日でしたが、
つまり、
奇跡はどん底のその少し先で起こる!
最後の決定的なチャンスまで粘れるかどうかだ!
という神様からの熱いメッセージ(?)を、
皆様とシェアしたかったのですよ。
撮影秘話を知ってから改めてそのカットをみますと、
なんだか見えるものも変わりますよね。
そこが写真の面白さだと思います。
大都会と積乱雲の、
奇跡のような一瞬の共演。
夢みたいな現実の写真。
SFが大好きな私の超絶お気に入りカットです。