
塊根植物(コーデックス)が大好きで、主に南アフリカ、マダガスカル原産のもの、その現地球を好んで集めております。
輸入植物は生態系を守るため、根を切って土を完全に落とした状態で日本に運ばれてきます。
ゆえに"発根済"or"未発根"という概念を軸に売買されています。
根が出ない可能性がある=すぐに死んでしまうリスクがある未発根株は、
発根済のものより安価であることがメリットです。
安価と言っても、
↑の未発根グラキリスは¥30,000-ですが、
素敵な子と出会ってしまったらそれは運命。
一期一会、逃しません。
連れて帰ります!
購入時の店員さんのノリは、
「そろそろ発根したんじゃないかな?」
みたいな感じでしたが
購入から1ヶ月後、
塊根ボディがややしおれて来たので恐る恐る確認したら・・・
根がまだ出ておりませんでした。。汗

根が出ていないグラキリス。
この時点で既に、少なくとも2ヶ月くらい水を吸っていないことになりますが、塊根部分に蓄えた水によって余裕の表情で生きています。
塊根植物のボディは通常ガチガチに硬いのですが、何ヶ月も水を吸わないと徐々にしおれて、柔らかくなります。
オキシベロンを塗ってまた土に戻し、
1ヶ月様子を見ましたが、発根しませんでした。
ボディを触ると、
ふにゃってきているではないか・・・!
こうなるといよいよ不安と焦りが渦巻き巻き巻き
ぐるぐるぐるぐる
ここで水耕による発根管理のスタートです。

<コーデックスの、
水耕による発根管理方法>
●根が出るところだけ、水につくようにします。
●寒い時期やエアコンが効いている部屋での発根管理では、ヒーターで入れ物を少し温めています。
●発根促進剤のメネデールを水に溶かしています。
●毎日声をかけて、励まします!(これが一番重要)
そして
水耕に切り替えてから
更に1ヶ月ほど経った頃・・
ついに!

グラキリス、発根しました!
おめでとう。
日本でも強く生きる決意をしてくれてありがとう。
Love!

しっかりとした根が出たのですぐに土に植え替えて、そこからまた1ヶ月ほど経過した頃、ボディが硬くなりました。
根を張り、
水を吸ってくれた証です。
マダガスカルから日本にお引越ししてなんとか発根し、
ふたたび水を蓄えるまで半年ほどの命のドラマ。
コーデックスはタフですが、
発根しなければ枯れて腐っていきます。
愛を注ぐことで命が助かる、
生きようとしてくれる。
彼らに心があることを実感します。

曇りの日や季節によっては、
「AMATERAS」というLEDライトで
太陽光の代わりとなる光の栄養を。
それから
できるだけ窓を開けて通気性を保ちます。
植物たちは
風と光が大好きなので、
そこを徹底します。

コーデックスの名前は複雑で、
メンバーが増えてくると覚えるまでに時間を要する!
そこで、
私はチェキで管理をしています。

全然上手く撮れない・・
けれど楽しい!
しかもなんだかとても可愛い。
魅力たっぷりなチェキ!

新メンバーの、
チレコドン・レティキュラーツスです。
和名は万物想★
可愛い