年末の大掃除でいろいろと発掘された
「大切だったもの」のお焚き上げをしたいと思い立ち、
お焚き上げ系神社を検索してみたところ
やはりお正月に行うところが多い。
しかし
気持ち的に年内に片付けたかったので、
【塩+手を合わせる】の手法でおくりました。
愛すべきアイテムたちよ
素敵な思い出をありがとう
お手紙とかも宝物なので棄てづらいですが、
今はもう関わりのない方からのものは
今年きりで処分しようと思っております。
私は30代前半ですが、
人生いつどうなるかもわからないし。
という感じで
早くも終活のようになってきておりますが、
過去にしがみつかない素敵な大人になりたいのです。
若者に向かって昔話し(昔はすごかった自慢)とかは
ぜったいにしたくないのでね。みっともないから。
いくつになっても今を生きて
明日にささやかな夢を抱いていることが、
一つの大切な目標です。

数日前、豪徳寺へ行きました。
梅ヶ丘のあたりも絡めつつ
快晴の秋冬散歩は最高に清々しい。
国士舘大学のあたりで
あまりにも美しい錦繍のモミジに遭遇。
秋の深まりに冷気が肌を刺す日でも、
燃えるような紅葉の美しさは心の温度を上げてくれます。
今年の色づきはとくに美しような・・
そんなベストタイミングに
何度も恵まれました。

あまりの美しさにうっとりしますな。
こうして写真を見返して何度も思い出せることが幸せです。
自力では
どんなに美しい光景も楽しい思い出も、
ものすごい速さで薄れてしまいますからねえ。

3体の鬼が支える漆黒の大香炉の上で、
ゴールドの鞠を楽しげに転がす
大きな大きな獅子の姿があります。
鬼を支配し大笑いしているような
力の象徴のような
これほどまでにビッグスマイルが印象的な獅子は珍しく感じました。
かなりの迫力でございます。

ズラリと並んでいるのは、人々の願いを託されためちゃくちゃ可愛い招き猫ちゃんたちです。
豪徳寺は招き猫発祥の地とのことで、猫好きの聖地でもあるそうな。

マスクとマフラーを身につけた、おしゃれな猫ちゃんも。
「コロナ禍」という謎多きウイルス騒動収束への願いでしょうか。
3回目のワクチンとかマジで嫌すぎるんですけどワタクシ。

たくさんの招き猫がとっても可愛らしい豪徳寺は、
世田谷区のど真ん中とは思えないほど広くて、境内も綺麗。

実は14年前に"豪徳寺エリア"に住んでいたのに、
豪徳寺へ訪れたのが今回初でしたが、
精神的な意味でもこのタイミングでよかった感がかなりありました。
なんかそういうのって
ありますよね。
今でよかった。
もあれば、
なぜ今なんだ!
こんちきしょう!
もあるでしょう。
嗚呼〜
それが人生〜
それこそが〜

イチョウの色づきも素晴らしかったです。
樹々のタイミングに加えて光の良い時間に行けたことで、
とてつもなく優美な秋の豪徳寺を楽しむことができたのであった。
感慨無量!

昨日の大雨で、都心部のモミジ達もだいぶ葉を落としました。
一枚一枚の、
何千何万もの儚く美しい一生に、本年も深い感動をいただきました。
2021年の命へ
心からありがとう。