裁縫道具が、
これほどまでに洗練されたものになっているなんて！！！
めちゃくちゃ綺麗な青です。
チューリップ株式会社さんの
針をはじめとした手芸用品は
実用性とデザインの両方が研ぎ澄まされまくりで、
飾っておきたいくらいの素敵さ。
お裁縫・編みもの好きの方や
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭へ贈ったら、
最高に喜ばれること間違いなし。
贈ったアナタもセンス良すぎと思われて
周囲からの評価が爆上がり！
全ての人がハッピー！
広島で300年以上の歴史がある、針づくりの歩み。
いくつもの時代を越えて暮らしを支えてきたという事実の重みを想像していくと、この細くてまっすぐに力強い針たちは、超極まり尽くした、最強の道具だということに気がつきます。
今までこんなことは考えたこともなくて、当たり前のように使ってきた針や糸。
便利なアイテムたちの製造には、
人知れず培われてきた多大なる努力の日々があり、
手にした製品の全てに想いが詰まっている。
糸が通りやすい針穴
握りやすいグリップ
光源の下でも作業がしやすいように光沢を抑えた塗装
細いのに折れにくくとても強いということ
強いのに、しなやかであるということ
これら全て、
ひとつも"当たり前"ではないんですよね。
そこに私はもっと気づかなければいけないし、
更に積極的に知っていくことで
本質的な価値観を育てたいとも思います。
世界で進むインフレと逆行している日本のデフレ、
日本人の意識の遅れは深刻です。
良いものでも安く買い叩こうとすること
安いものに品質の高さをも求めるということ
特別なことを当たり前と思ってしまっていること
これは本当に罪深い、
日本人の消費意識の現状なのです。
私自身の無意識の中にも、
恥ずべき点があります。
難しい今、大変な今。
しかしこれはチャンスなのだと心を切り替えて、
勇気を持って挑んでいる人がいる。
そうやって戦っている日本の産業を、
みんなで守っていくことがどれほど大切なことであるか。
ギフトショーでは痛いほど重く感じました。
物撮りでめちゃくちゃ使えそうと思ったのが、季節の「針やま」シリーズ。
12ヶ月分のカラーバリエーションで、まるいフォルムが可愛すぎる！
この針やまをスタイリングに加えたアイディアが湧き出ているので、実用できる案件を念で引き寄せ中。
いただいた針が
あまりにも可愛いので
我が家のハオルチア（万象）と
コラボさせてみた！
手芸・裁縫は生活に必要不可欠。
とても身近ですが、突き詰めると極めて高度な世界でもあります。
編みもの得意なサザエさんとかにはもう個人的に尊敬が止まりません！
タラオはもちろん、カツオとワカメにも頻繁にあれこれ編んでおり、その腕前はプロ級。
私はと申しますと、
驚くほどそのセンスがないのです。
私が編むと妙に複雑な造形になります。
マフラーなのにグロかったことに
自分でも驚きを隠せませんでした。
ですから
公園のベンチでさくさくセーターを編んだり、
梅を見にいくとき用のチョッキを家族７人分編んだり、
そういうサザエさんの生き様に憧れます。
今流行りの（？）「丁寧な暮らし」というあれ、
磯野家が発祥ではないでしょうか。
フネにインスタやってほしいです。
カツオも語彙力ハンパないですし、
磯野家ってきちんとしていますよね。
子は、親が望むようには育たぬが、
親のようには育つといいます。
フネと波平がちゃんとしている証ですねぇ
（初期は狂っていたけど）
マスオに関しては思想が浮気者だし
しょうもないところも多々ありますが、
まだ28歳だからある程度は仕方ない。
話が外れました
こちらは、
木と暮らしの製作所さんの
心温まるハンカチ
現在は千葉のインテリアショップCLASSICAにて販売中！
この穏やかで優しい色の素敵なハンカチ、木材の削りカス的な捨てるものから色素を抽出して染めているという、驚きの手間暇。
そして
介護施設のおじいちゃんおばあちゃんたちが、
染めた布の端をせっせとほぐした可愛すぎるデザイン。
お年寄りたちが役割を持つことでそれが生き甲斐となり、
瞳がキラキラと輝き出すのだそうです。
こうした社会の循環と共存を
理想論としていくつも語ることは簡単ですが、
実現することの難しさに多くの人が挫折してしまう現実。
私など、その入口にすら立てていません。
複雑で難しいことを
こうして形にしてくださる熱い企業が
今の日本にあるということ、
心から誇りに思います。
無事ハンカチをゲットしたら撮影して、
また記事にしたいと思いますので
お楽しみに。
●化学薬品不使用で嫌な匂いがない
●プラスチックフリーのパッケージ
●環境と人に優しい素材の着火剤！
これはもう買わない理由が見つかりませんね逆に！
見た目が可愛いし、確かにいろんな意味で良さげですね。
箱入りと、麻布入りがあって、インテリアとしてもすごく素敵感あります。
これまたギフトに最適。
着火剤は特に冬場はめちゃくちゃ使いますし、消耗品なので、キャンパーにとって着火剤はいくらあっても良いのです。
素晴らしいものづくりに触れて、
また私の人生が大きく深まりました。
引き続き
いろんなタイミングで
触れていこうと思います。
改めまして
ギフトショー会場にて
とても丁寧に対応してくださったご担当者様へ
心より感謝申し上げます。
この時代、
「価値がある」とはなんなのか
わからなくなることがあります。
優れたものが生き残るのなら
真面目にやっていれば報われるのなら
苦労はないでしょう。
それだけではダメという現実の厳しさに、
打ちひしがれることがあります。
そういうときに励まされたり
心の支えになるのは、
誰かの戦っている姿、笑顔、
そして、何気ない一言だったりします。
多様性の時代ですが、
優しさと想像力を
心の中にいつも持って生きたいですね。
長くなりましたが
（いつものことでございますが、いつも以上に）
みなさまの大切なお時間をいただき、
誠にありがとうございました。
寒い日が続きますが、
どうかくれぐれもご自愛くださいませ。
HII