東京の3月は
気温の乱高下が生活と気分をかき回します。
例えば今日は
強風がほとんどずっと吹き、
夜からは大雨。
1日を通して感じた気温はここ最近では一番高く、
窓を開けるとこの時間でも風がぬるい。
春の嵐でございました。

最近のお散歩
視線を落とすと、カラフルなお花たちが元気いっぱいに咲いている!
うきうきしますなあ
可愛く咲いているお花たちと出会ったら、たくさん褒めてあげます。
一生懸命に咲かせていることにちゃんと気づいているよ、と、知らせるのです。

近所のローズマリーの花は鮮やかな紫色。
花言葉は「あなたは私を蘇らせる」
「追憶」「誠実」など
結婚式やお祝いごとに飾られる(贈られる)、神秘的なハーブです。

こちらも可愛らしい紫の花、ムスカリ。
葡萄みたいでとってもキュートですね。
花言葉は「失意」「通じ合う心」「夢にかける思い」など
私の人生の春にはいつも、欠かさず居てくれたように思います。
うららかな春が訪れたけれど、
私は知っている。
毎年必ず1度か2度くらいは、
東京でも春の雪が降るという性質を。
3月22日は、一時的に吹雪きました。
でも積もるほどでなくすぐに"みぞれ"に。
こんな寒い日に電力不足とは、
有事の際に畳み掛けてくる運命は憎いです。
でも、感謝の心が育つのはそういうとき。

停電危機にわたしも役に立とうと思いまして、とりあえずTV以外の電気を出来る限り使わず過ごしました。
石油ストーブ、キャンドルなどキャンプ用品があるので慌てずに過ごせて、アウトドアの知識やアイテムが防災に役立つことをしみじみと感じた夜でした。

1月の積雪
この時の素敵な銀世界を、春の雪に乗じて今更ながらご紹介します。

この日は、
かなりしっかり積もりました。

翌朝の降雪量チェック!
東京にしてこの積雪はかなりガッツリ系です。子供達の喜ぶ顔が浮かびます。
そして、私は出会った。

世田谷区某所のベンチに現れたこちらの「雪だるま一家」がどれほど素晴らしい作品か
皆様へきちんとお伝えできるのでしょうか。
はたして、その力が私に備わっているのでしょうか
プレッシャーに押しつぶされそうです。
<お願い>
雪に光がまわりすぎて見づらいかと思いますが、
よく目を凝らしてじっくりとご覧ください。
あらゆる存在が、こだわりが、見えてくるはずです。


足元には、わんちゃんも居ます。
雪国出身の私ですが、
ストリートスノーアートでこれほどの大作を未だかつて見たことがございません。

マンションの中庭にもいくつものスノーアートが点在しており、見るだけで癒されました。
子供たちが夢中ではしゃぐ姿が、幼い日の自分と重なりました。
絵本スノーマンの映画の影響で、
耳コピのエセ英語で「Walking In The Air」を21時頃(寝る前)に
毎日ベッドで熱唱するという時期の私を、
一度も叱らなかった祖母の偉大さに気づきます。
祖母は黙って聞いてくれました。
7歳の私は自分の歌に相当な自信を持っており、
祖母が聞いてくれることがとても嬉しくて、
かなりの声量で歌って聴かせていました。
あの時、
どんな気持ちで聞いていたんだろう。
自分を受け入れてくれる存在
笑わない(馬鹿にしない)存在
ありがたいです。

春の道
桜や木蓮がとても可愛らしく、穏やかで優しい色に癒されます。

自律神経が乱れやすくなるとされる春に、私たちの心を癒し、整えてくれる存在です。
人は、自分が考えている以上に、たくさんのものに支えられ、励まされながら生きています。

今年は、というか、今年も、というか、
世界は荒れています。
人間のせいで地球が痛むことが申し訳なく、とっとと火星にでも移住した方が地球としては嬉しいと思うのですが、そうしたら今度は火星が迷惑しますよね。
私のエゴでは肉体を地球で全うしたいけれども、やはり潔くメタバースに移行するしかないのか。切ない気持ちになります。

悩みはつきませんが、今年も桜たちからすごく優しい幸せをいただいています。
感謝。

未来、
それはきっと素晴らしい場所なのだと信じて生きることができたらとても良いですね。
もう一度、信じてみても良い時期なのかもしれません。
明日も良いことがありますように。
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