
春は大好物のタラの芽を食べまくります。
タラの芽は天ぷらが一番美味しいので、そればかり。
子供の頃は、ばあちゃんちの周りの山でタラの芽をたくさん採ってきて、それを食べるのが普通でした。
タラの芽は一本の木の先に生えており、
芽と枝の接続部分スレスレで刈り取ります。
枝のところまで切ると翌年に生えなくなります。
知らない人はそこまで刈ってしまうので、
そういうタラの木を見つけるとばあちゃんはめちゃくちゃキレていた。
温厚なばあちゃんが珍しく、
というか唯一キレるポイントがタラの芽の刈り方だった。
戦争を知っている世代は
「食べ物を大切にする」の次元が違うので、
私はばあちゃんの話をいつも真剣に聴いていました。
山菜の中でもとくに採ってくるのが大変で、
みんなに一目置かれていて、
私はタラの芽を
すごく神聖なもののように感じていました。
今でも毎年欠かさず食べております。

東京で買うタラの芽は、かなり小さいように思える。
でも私はタラの芽を収穫する苦労を知っているから、たかだか4~500円で東京の真ん中で楽に買えることの"コスパ感"をしっかりとわかっている。
感謝。

今回の天ぷらのメンバー
タラの芽、牡蠣、茄子、獅子唐、れんこん、カボチャ、海老、大葉
うすごろもで揚げると、
サクサクと軽くて美味しい。

角切り大根の漬けもの
大根の角切りを、酢+みりん+牡蠣醤油+赤唐辛子+蜂蜜で漬け込みました。
食感がいい感じでご飯にも合います。
大根が微妙な余り方をした時におすすめの副菜。

チンゲンサイとトマトの卵スープ
味付けは確か、
白だし+ごま油+塩だったと思う。
ごま油ではなくオリーブオイルだった可能性も捨てきれない。

昨夜は桜海老と新玉ねぎのかき揚げ、
今日の夕飯にも鶏の唐揚げを揚げた。
しかも
一昨日はケンタッキーを食べた。
春は食材的に揚げ物が多くなりますが、ここ最近はさすがに食べすぎているから明日からしばらく焼きor蒸しオンリーで暮らして参りましょうかね。
思いがけないことが起こったりして、
人生は常に疑問に満ちています。
本当は、全ての人を幸福にする方法は
理論上存在しているのだと思います。
時代を進めるための試練、
進化するための脅威。
全てそういうことなのだろうと思います。
明日も皆様の安全を祈ります。
