
我が家のパックラフト(折り畳み式のボート)はKOKOPELLI(ココペリ)です。
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シンプルなデザインと元気なイエローも気に入りましたし、最大の魅力はなんといっても最軽量。
それがどれほど重要なことかは、パックラフトやカヌーをする方ならご存知のとおり。

時にはこんなに足場の悪い&急勾配の岩場とかを運ぶことになるので、軽量のココペリですら大変です。
水を吸うと重さはさらに3倍に。
できるだけ軽ければ軽いほどチャレンジが気楽になり、臆せず楽しめます。


サングラスは目を守るために大切です。
最初は外したがったりしますが、
慣れるとわりと大丈夫!
外れやすいため、人間用のメガネストラップでハーネスに結んで落下対策をしています。

今回の旅先は西湖。
富士山の頭が少〜しだけ見える西湖。
少しだけすぎてちょっとあれですが、まあ経験として一回くらいは良いでしょう。
湖でも風が吹くと波が出てきて、結構酔います。
私のように酔いやすい人々は、パックラフトも酔い止め必須。

試しに水中に腕を突っ込んで撮ってみた水中写真。
なんだか色が綺麗だけど、
とくに何も写らず。
パドルをさしても全く底に着かないのでかなり深そうです。

出発地点とは反対側にあるキャンプ場の傍のスペースに上陸してみた。
こういう経験をすると、船で世界一周とか太平洋横断とかしている人の凄まじさがわかります。
湖ですら水深や水温をイメージして漠然と怖いときがあるのに、小型船で海を進むってかなりヤバい。彼らは命知らずです。

犬とのパックラフトでは、フィット感が大切です。
あれこれ試行錯誤をしておりますがまだまだ課題だらけでございまして、次回からはカゴを設置しようかと検討中。

愛犬が腕にフィットしてしまうとパドル作業が大変になるのです。
全身の筋肉が愚痴をこぼすほどの地味な過酷さになります。
しかし体勢を変えるのも一苦労のため、転覆や落水などのリスクを取らずこのままで耐えました。

水上からの眺めは、日本じゃないみたいな感じ。
恐竜でも居そうな雰囲気に、妄想でテンション爆上がりの34歳。
てっきりBBAと呼ばれるかと思いきや、この旅で出会った4歳児に"お前"と呼ばれたわたし。(大草原)
4歳児に「お前の家に行きたい」と言われた。笑

釣り人の邪魔にならぬよう西湖をひと廻りして、岸に戻ります。
AM08:00から乗って、09:15頃帰還。あっという間の1時間15分でした。
帰り際、妙に凛とした愛犬。
湖の偉大なパワーを吸収した模様。

戻る頃にはけっこうな波打ち感で、岸にボートを近づきすぎないように気をつけつつ、しっかり安全に終えることができました。
5月頭はまだ水温が低いので、膝くらいまでだけの入水でもかなり冷えた。
このあとは日帰り温泉へ行き、露天風呂で芯まで温まりました。(至福)
清々しい5月の西湖。

まだまだ寒暖差が激しく、
昼間は半袖でも夜はダウンを着ての
二泊三日間のキャンプ&パックラフト旅でしたが、
温泉に行って細胞をしっかり回復させると
身体にダメージが残りづらく、
風邪も引きません。

地球に感謝です。

愛犬と共にキャンプや温泉旅行に行くことが私にとって最上の幸せです。
東京生まれ東京育ちの愛犬も、山や海などではとっても気持ちよさそうに過ごします。
キャンプで馬刺しとライスを食べているときの瞳の輝きは半端ではない。
一見、コロコロと愛らしい姿ですが、
定期的に野生の獣が表面化します。
DNAがほぼ狼ということを忘れさせないのが柴犬です。
気が強い子が多いため飼育初心者には向きません。
チームを大切にし、
繊細でプライドが高く、
とても勇敢な柴犬。
凛々しい生き様は男前ですが、
見た目が完全にぬいぐるみです。

愛おしい!


おおよそ11年の時をともにしてきた愛犬。
毎日毎日かわいくて仕方ありません。
可愛さを、1日も欠かさないのです。
可愛い生き物の可愛さは無限のようです。
減りもせず、途切れもせず、
むしろますます可愛いが増幅中。
まっすぐで正直で健気な生き様からは、
学ぶことが多いです。

ありがとう&LOVE!